園だより 2025年度⑮ 10月21日 発行

10月18日(土)に年長組の運動会が開催されました。【椋の木のひとりごと(園長エッセイ)】でもお伝えしたように、今年の運動会は、子ども達が「勝ち負けのない運動会」にしたい、という所から始まりました。1つ1つの競技をどのようにすれば、勝敗を決めずにおこなっていけるのか、競技に対して何を頑張るのかを何度も話し合ったそうです。



最初は、パラバルーンから始まりました。子ども達が曲を決め、ダンスも担任と一緒に考えました。バルーンを綺麗に見せるには、息を合わせたり、動きだすタイミングを揃えることがポイントです。簡単なように見えますがこれを24人の力で操るには気持ちを1つにしなければなりません。練習中に、他クラスの子ども達が混じって一緒に行うと、丁寧に教えてあげる姿も見られました。練習を重ねる中で、気持ちを1つにして自信をもってできる競技となりました。


親子競技は、保護者から募った「子どもの頃、自分達がやった競技」をふんだんに取りいれた障害物競争となりました。キャタビラーから始まり、デカパン、ボール運び、ゴム跳び等も組み込まれていました。集合場所に保護者の方が来てくれると満面の笑みの子ども達。それでも、レースが始まると顔は真剣で白熱した展開になりました。これは、やり切った感を得たようです。


 玉入れは、遊びの中で毎回30個前後入っていた自分達の目標を更新することを目的としました。当日は38個という自分達の記録を大幅に更新しました。
 その他の競技には「借り人競争」もありました。子ども達の中で「借りる人も借りられる人もやりたい!」ということから担任が試行錯誤し、子ども的に満足のいく競技になりました。大きな声で「○○くん!」と呼ぶ声に「はい!はい!」と嬉しそうに手を繋いでゴールに向かう姿は、自分を必要としてくれることを嬉しく感じているようでした。



当日を迎えるまで、沢山の事を考え、話し合い、学んだ運動会になりました。結果として、保護者の方からも、「どんな運動会になるのだろう?と思っていたけれど、勝ち負けに敏感な子ども達には、こんなやり方もあるんだ。楽しく応援させていただきました。」という声を頂きました。
 

頑張ったことを称える金メダルは、お母さん、お父さんが装飾をして、紐は子どもたちが三つ編みで作りました。(真ん中には子どもの顔写真が入りました。)親子コラボレーションのメダルは、保護者から子ども達にかけてもらいました。
子ども達の声を多く取り入れた、今回の運動会。「勝ち負けがあるのがあたりまえ」から脱した考え方は、職員としても、とても勉強になりました。




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