ヒヤリ・ハットとは...
重大な災害や事故にならなかったものの、そうなってもおかしくない、一歩手前の事例の発見を言います。園でも大きな事故につながらないように、私達が保育中に”ヒヤッ”とした事や”ハッ”とした事を毎月の職員会議で報告し、安全に遊びを継続できる保育のやり方や工夫を全体で話し合っています。それに加えて、子ども達の情緒面や行動で”ハッ”と気がついた事も報告し合い、職員間で共有するようにしています。
今後も、保護者の方にも園であった「ヒヤリ・ハット」を順次お知らせしていきます。ご家庭でも気がついた事があれば教えて下さいね。
〈ヒヤリ〉
「大好きとソーシャルディスタンス」
4歳児は、友達同士で遊ぶことが楽しいと感じる年齢です。その分、友達に愛情が行き過ぎ、強く抱きしめてしまったり、押し倒してしまいそうになりヒヤリとする事が何度もありました。子どもの気持ちを第一に考え、でもソーシャルディスタンスの観点からも考えてみました。そこで、子ども達には、「〇〇ちゃんが大好きなんだね。そういう時は「大好きだよ」って言葉で伝えてみたら。」と言葉での気持ちの伝え方を知らせてみました。その後のお部屋の中は「大好きだよ。」で溢れていました。ヒヤリを心のハットに変える出来事でした。(4歳児)
「転倒対策をしたことによる新たな危険」
わかば組の部屋から裸足で出られるようになったパーゴラ下の芝生スペース。その中のじゃぶじゃぶ池は少し凹んだコンクリートのスペースの為、子ども達が転倒しても怪我をしないようにクッションマットを敷いています。しかし、転倒防止のために敷いたマットが水に濡れたことによりかえって滑りやすくなり、転倒してしまいました。今後もあらゆることを想定をして怪我を防げるようにしていきたいと思います。 (0.1歳児)
〈ハッと〉
「思いやる気持ち」
生き物への興味関心を引き起こし、飼育することの面白さ・難しさを教えてくれたカブトムシ。夏の終わりが近づいたとき、カゴの中で死なせてしまうのと、森の中で自由にしてあげるのと、どちらがカブトムシにとって幸せか?を子どもたちに聞いてみました。子ども達で考えて、「帰してあげたい!」という結論から森に帰しに行くことにしました。
その日も「長生きしてね〜!」と森に帰しに行き、公園で遊んだ帰り道・・・さっき逃したカブトムシを見つけ、喜んで持ち帰ろうとする他の保育園の子達がいました。
「捕まえないで!」って言いに行きたい!と気が気ではない子どもたちは、担任に話をしました。担任は、「せっかく見つけた時に捕まえないで!と言われたら?」と、相手の気持ちを考えてもらいました。すると、「大事に育ててねって言う!」と気持ちの変化がありました。何故ここにカブトムシがいるのか?の経緯を他園の子ども達に話をした担任・・・すると、他園のお友達たちは持ち帰らず、そのまま木に戻してくれました。相手の気持ちを思いやるお互いの園の子どもたちの優しさに「ハッと」しました。 (5歳児)
「ブロッコリースプラウト」
わかば組では野菜に触ったり、野菜スタンプをしたりとわかば組でもできる「食育」を行っています。先日、保育室内でブロッコリースプラウトを栽培しました。子ども達と毎日観察し成長したので給食で出してもらいました。野菜の苦手なAくんは、最初、顔を背けて食べようとしませんでした。担任が「お野菜さん、Aくんが食べたら喜ぶかもよ。」と声を掛けると少し考えたあとは、お皿の中のブロッコリースプラウトを探しながら意欲的に食べる姿がみられました。その日の気分によって異なりますが、小さな経験が大きな成長に繋がり心がほっこりしました。 (1歳児)
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