令和2年度  TAKARAヒヤリ・ハット第3号

ヒヤリ・ハットとは...  重大な災害や事故にならなかったものの、そうなってもおかしくない、一歩手前の事例の発見を言います。園でも大きな事故につながらないように、私達が保育中に”ヒヤッ”とした事や”ハッ”とした事を毎月の職員会議で報告し、安全に遊びを継続できる保育のやり方や工夫を全体で話し合っています。それに加えて、子ども達の情緒面や行動で”ハッ”と気がついた事も報告し合い、職員間で共有するようにしています。今後も、保護者の方にも園であった「ヒヤリ・ハット」を順次お知らせしていきます。ご家庭でも気がついた事があれば教えて下さいね。 

〈ヒヤリ〉 
「箸をくわえる危険」 
 箸を落としてしまい洗って席に戻ってきたAちゃん。口に箸をくわえて座ろうとしました。その時、隣りに座っていたBちゃんが悪ふざけで椅子を引いてしまい、そのまま後ろに転倒してしまったのです。箸をくわえた状態だったので危うく「箸が喉にささる」所でした。日常生活の中でも、歯ブラシや割りばし、ままごとのスプーンやフォークなど口に入れたまま歩く事は危険である、とその都度知らせています。また悪ふざけが大きな事故に繋がる事も並行して伝えていこうと思いました。(5歳児)

「高い場所から吊るす楽しみ」
 宝島の上からロープを垂らす「釣り遊び」は、みんなが大好きな遊びです。そんな遊びが発展し、「ロープの先に何かをつけて垂らす」ことを楽しむ姿が見られるようになりました。しかし、土の入ったバケツやシャベル等、落下速度がかかる物だと下にいる子に当たり怪我をしてしまう危険性があります。「危ないからやってはいけない」としてしまうのは簡単ですが、「どうすれば危険を回避できるか?」を伝え、考えられる子に育てていきたいと思います。(4歳児)

       

                                     
「興味の広がり」
 入園した頃は歩行もままならなかったふたば組も園庭での探索行動が盛んになり、行動範囲が広がってきました。。その為、誰がどこで遊んでいるのか?を確認しながら見守っていた担任でしたが、途中からAちゃんが見当たらなくなりました。探していると園内の図書室でAちゃんを発見。サッシが開いていた保育室から入ってきてしまったのでした。もし、「室内のおもちゃ棚を触り、崩れ落ちていたら?」「トイレ内に入り、便器内の溜まった水で溺れてしまっていたら?」起こりうる事故を考えると、とても怖い事でした。今後は誰もいない保育室のサッシは閉める事にし、安全に過ごせるように目を配っていくことを改めて全職員で共有しました。 (0歳児)


 〈ハット〉
 「野菜を育てる」 食育の一環で、季節の野菜を育てています。玉ねぎを植えてくれたひまわり組の子たちが、毎日水やりをしてくれていました。ある雨の日に「今日は水をあげなくても大丈夫だね。雨の日は、雨がお当番だね!」というAくん。雨に感謝の気持を込めたその言葉にハッとしました。ひまわり組と雨のお当番のおかげで日に日に大きくなる玉ねぎです。(4歳児)

 「迷子のポポちゃん」 散歩に出かけたわかば組。遊歩道のベンチに忘れられていた女の子の人形(ポポちゃん)を見つけました。子ども達は「可哀想だね。」「ママ来るかな?」と心配そう。「誰かが取りに来るかもしれないからとそのままおいておこうね。」と帰園しました。保育園に戻ってくるとAくんがクラスのポポちゃん人形の顔を「ちがうね〜」と言いながら1つ1つ確認していました。迷子の人形が園の物ではないかと思ったようです。「わかばさんのじゃなかったね」と声をかけると、「ママ来たかな?」とやっぱり心配な様子。Aくんはその後も心配していたので、散歩に出かけたひまわり組の子に、「まだポポちゃんがお迎えを待っていたら連れて帰って来てほしい」とお願いし、連れて帰ってきてもらいました。そして『迷子のポポちゃん』は宝保育園の玄関でママを探すこととなりました。結局お迎えが来なかったので、わかば組の家族として迎え入れました。新しい家族ができて、喜ぶわかば組の子どもたちの姿に、ホッコリさせられました。(1歳児) 





コメント